高校生時分のある日、ストラップでベースを肩から掛けて練習をしていた。
ベースから手を放し楽譜を読んでいるとき、事件は起きた。
ストラップが外れ、ベースが落下したのだ。
写真の通り、ジャック部分の台座が壊れて交換を余儀なくされただけではなく、本体もひび割れた…
もしもあのとき、ロックピンを使用していれば…
今回は、ジム・ダンロップ製のロックピンの紹介と、ストラップへの装着方法を紹介する。
ロックピン概要
値段は色によって異なるが、2500円から3000円ほど。
少し高いように思えるかもしれないが、ストラップが外れ、楽器が落下する悲惨な事故を未然に防ぐことができる。
それだけでなく、ストラップの取り外しが容易に行える。
容易に外すことができるものの、意図的に外そうとしなければ外れることはまずないので、実用的だ。
ロックピンのつけ方
最初にロックピンを楽器店で装着してもらったとき、ストラップは家に置いていたので、ストラップ側の機構は家で付けた。
しかし、意外とつけ方が分からなかったので、ここで紹介しようと思う。
使用する部品
ストラップ側で使用する部品は4つ。
真ん中の丸い部品でストラップの表と裏から固定し、一番左の部品で楽器本体のピント接続する。
装着方法
1.左側のセットがストラップの表側、右側のセットが裏側に来る。
2.ストラップの表側から先ほどの左側の部品をしっかりと差し込む。
少し太くなっている部分の溝が裏側からしっかり見えるまで差し込むのがポイント。
3.円盤状のプレートで裏側から挟む
4.最後の部品で固定する
マイナスドライバーなどでしっかりと差し込む。
意外と力が必要。
本体側のユニットはこんな感じ。
ロックピンをつけていないストラップでも使用できるようになっている。
ストラップの表側に出ている軸の上にの部分を押しながら本体側のピンに差し込む。
まとめ
ストラップを頻繁に利用する方、特にライブなどでの演奏を多くされる方には必需ともいえるほど便利なアイテムだ。
それほどお金をかけることもなく、大事な楽器を守ることができるだろう。
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